潰瘍性大腸炎に効果のある食材          

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潰瘍性大腸炎に効く食べ物

この病気は、難病指定されています。お近くの市町村で申請すれば、助成金を受け取る事ができます。治療には何かとお金がかかりますので、貰えるものはもらっておきましょう^^

潰瘍性大腸炎に効く食材

は、炎症を抑え、腸管粘膜を修復する作用のある、EPA葉酸を含む食材です。EPAを多く含む食品は、ハマチやきちじ、いわし、さば、真鯛、ぶり、うなぎの蒲焼、さんま、ほんまぐろ(トロ)、にしん、このしろ、鮭、さわらなどです。

これらのEPAを摂取する事で、体内からプロスタグランジンやロイコトリエンなどが合成され、大腸炎の炎症を抑えたり、潰瘍性大腸炎に伴って起こる下痢などの症状も緩和する作用があります。


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牛、豚、鶏類などの肉類を避けて、EPAの多い青背魚を食べるようにすると良いですね^^

潰瘍性大腸炎が気になる人は、普段使う油を、えごま油に変えるのも良い方法です。

なぜ?えごま油(しそ油)なのか?

えごま油は、畑の青魚?と言われ、αリノレン酸と言われる必須脂肪酸が豊富に含まれています。

青魚の脂肪に多く含まれている、DHAや潰瘍性大腸炎に効く、EPAを体内で作る原料になるので潰瘍性大腸炎の人にはお勧めです^^

潰瘍性大腸炎に効く食材として、あとは葉酸があります。

葉酸は、たんぱく質や核酸の合成するのに必要な成分です。葉酸は、傷ついた腸管粘膜を再生させる働きがあります。

葉酸が慢性的に不足した状態が続くと、潰瘍性大腸炎が悪化する一因にもなりかねませんので、不足しないようにする事が大切です。

葉酸は、潰瘍性大腸炎に伴い起こる下痢によっても、どんどん失われます。

また、潰瘍性大腸炎の炎症を抑える治療薬でもある、サラゾスルファピリジンによっても、失われてしまうので、多めに摂取する事が、炎症の回復につながります。

葉酸を効率良く取るには?
葉酸を多く含む食品は、鶏レバー、牛レバー、豚レバー、ほうれん草、菊菜、菜の花、枝豆、京菜、モロヘイヤ、芽キャベツ、バナナなどです。

葉酸の含有量が多く、それでいて吸収率も良いのがレバーや、ほうれん草です。バナナは、レバーほど葉酸は多くありませんが、葉酸の吸収率の良いと言う点では、バナナもお勧めです^^

潰瘍性大腸炎は下痢をする事で、沢山のミネラルやビタミンなどの栄養素も、一緒に損失してしまいます。

炎症や下痢などの症状が治まり、食事が摂れるようになったら、しっかりと栄養補給しましょう^^



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一言メモ
避けた方が良い食品は?
・牛乳などの乳製品は、腸内発酵を誘引し、大腸の粘膜を刺激してしまう事もあるので、症状が出ている時期は控えるようにします。

・カフェインを含む飲み物や、アルコール、香辛料などの刺激物

・例えば、ゴボウや竹の子、セロリなどの不溶性食物繊維を多く含むような食品は大腸などの粘膜を刺激します。

・ガスの出やすい芋類

・消化の悪い海藻類やきのこ類

・脂っこい肉類(魚の油はOK!)

・レトルトなどのインスタント食品

とは言え、あまり食事に神経質になってしまってもストレスになりかねませんので、ここで一緒に考えていきましょう^^

まず、青背の魚やレバー、などを意識して摂りながら、野菜は温野菜にしたりスープやジュースにすると良いです。

スープは、ミネステローネのように、トマトスープがお勧めです。トマトや人参、葉酸を多く含む芽キャベツなどを入れるとGOODです。
あとは、味噌汁や、卵スープなど・・・

良質なタンパク質でもある卵で閉じれば栄養価がアップしますからね^^

乳製品も、ヨーグルトやチーズなら大丈夫ですので、トマトスライスに塩をふって、チーズを乗せてレンジでチン!したりしても良いです。オーブンで完熟トマトのチーズ焼きにすれば、焦げ目もついて美味しいですよね^^
(あと、トマトは、湯むきしましょう)

チーズは栄養満点食品、チーズに足りないのはビタミンC、それをトマトが良い感じに補ってくれます●^^●
とは言え、チーズは脂肪も多いです。しかし他の脂肪と比べると、エネルギーに変わりやすい脂肪です。あまり摂り過ぎるのは問題ですので、使うにしても適量にしておきましょう。低脂肪のチーズを選ぶと良いですね^^

食事に悩んだら、一品としてトマト料理を加えてみて下さい^^

ヨーグルトのような乳酸菌は、腸内環境を良くしてくれますので、便秘にも下痢にもOKなリンゴや、葉酸以外にも多くのビタミンを含む栄養満天のバナナを入れて食べても良いですね。

ジュースにするなら、リンゴを上手く使うと良いですね。ビタミン類を多く含み、それでいてジュースにしても癖のない小松菜もお勧め、レモンやハチミツで味を調えると飲みやすいです。ミキサーではなく、食物繊維を取り除けるジューサーを使います。

野菜は消化が良くなるように、煮て柔らかくしたり細かく刻んだり、裏ごしするなどしましょう。こんな感じで、あまり神経質にならず、食べられそうな物を食べていく感じですね^^

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この記事を書いている人

学生の頃は栄養学を学んでいましたが、平成9年10月に調理師免許を取得しました。家族の健康の為に、そして料理の幅を広げるため、後に国際薬膳師となりました。栄養学とは、また違う切り口の薬膳は、自分にとっても、とても新鮮で奥が深く学べば学ぶほど、新たな発見がありました。今は、こうして家族の健康に寄り添い、薬膳を初めて体の不調もグッと改善された事を実感しているので、現在は見事に薬膳の世界に魅了されています○^^○薬膳は、本当に知れば知るほど面白いです♡

薬膳club 管理人 miho sugiura

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