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悪液質で体重減少


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・癌からくる悪液質
タンパク質は必要?
断糖?それとも糖質制限?

・癌に効く食べ物

ずっと続く、温かさ。“手足が冷えて眠れない・・・はもうサヨナラ”

母の癌闘病生活を、身近で見てきて思ったのは、やはり必要のない栄養素はないと言うこと・・
人はストレスがかかると、非常に多くのタンパク質を消耗してしまいます。大病を患ってしまうと、それなりにストレスもかかると予想されます。

また、タンパク質が足らなくなると、髪もパッサパサになるし、免疫力が低下する事で感染症などにもかかりやすくなるなど、良くない事が頻発するようになります。

体が疲れやすくなったり、脳にも大きく影響してきます。

タンパク質(動物性タンパク質も含む)は摂取すべき??


それは、脳の半分弱は、タンパク質で出来ていて、筋肉だけでなく思考能力とも密接な関係があるからです。誰もが持っている、喜怒哀楽の感情もタンパク質が関係している。

つまり、タンパク質を言う栄養素は心とも深くつながっている事になります。このタンパク質が足りなくなると、活力が低下し、無気力になってしまう傾向もあります。

癌になると、動物性タンパク質を控える傾向にあります。それも、そのはずなのです!それは、タンパク質も癌の餌になる?と聞けば、初めは恐ろしく感じて、誰でも躊躇してしまうものだからです。

このように、食事で肉類を控えるように言われるのは、癌が多くのタンパク質を含んで増殖していくからです。少し聞き慣れない?言葉ですが、癌になると、ナイトロジェントラップと言う現象が起こります。

この、ナイトロジェントと言うのは、窒素の事を指します。3大栄養である、糖質、脂質、タンパク質の中でも、窒素を含むのはタンパク質だけなのですが・・・・

癌は、ブドウ糖だけでなく、実はこの窒素も大好物???なんだとか?よって癌は、自らが増殖する過程で、実に大量のタンパク質を必要とします。しかし、癌細胞が栄養として取り込むのは、すべて血液中にあるタンパク質・・

癌細胞は、体に備わっている調整機構など、平気で無視します。マナーなどの存在しません!癌になられた方が、どんなに苦労し食事中のタンパク質を控え、体へのタンパク質の供給を少なくする?努力をしても、全くお構いなしに、血液中のタンパク質を遠慮なく取り込み、癌を大きくし続けます。

それでも、私たちの体は、生命活動を維持する必要があるので、最後の切り札として、自分自身の筋肉を犠牲にする事で、血液中のタンパク質濃度を維持しようとするわけです。

結局のところ・・・
肉類を食べても食べなくても、癌細胞は血液中から勝手に、必要な分だけ、タンパク質を持っていってしまう!

担当の先生にもお聞きしましたが、動物性の肉類を食べても腫瘍が大きくなる事はない?むしろ食べた方が良いそうです!!それでも腫瘍が大きくなってしまう方がいるのは、タンパク質の摂取とは、どうも直接関係なく、癌の悪性度(増殖スピード)に左右される部分なのだそうです。

肉類に含まれるコレステロールも、取り過ぎては良くありませんが、逆に足らなくても病気になりやすいと言われています。何でも、あまり極端なのは良くありません。

無理にタンパク質を控えてしまうと、だんだんと筋肉が痩せ、手足が棒のように細くなり、頬がこけてしまいます。これでは、肝心要の癌に対する抵抗力や免疫力まで失われてしまいます。

アミノ酸を多く含む、タンパク質は、悪液質や他の不快症状の緩和につながりそうです。いろんな癌患者の方や、そのご家族の方と、いろいろお話する機会が増えましたが、最終的な自分なりの結論としては、癌の治療中は、できるだけ筋肉が細くならないように、しっかりと食事から良質なタンパク質(動物性タンパク質も含む)を摂った方が良いと言う事です。

そして、臨機応変にプロテインやアミノ酸などの補給するのも有り!かと感じました。まずは、タンパク質で筋肉量を確保する事を優先しようと思います。
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断糖?それとも糖質制限??


糖質やタンパク質もそうですが、人は生命を維持するのに、必要のない栄養素はないと感じています。ですので、私は完全に断糖すると言う手段ではなく、糖質制限をキープしています。

ブドウ糖は癌の餌になる!しかし、ブドウ糖は脳の栄養にもなり必要不可欠な栄養素???脳に栄養が行かなくなる?のもマズい!どうしたものか?と当初はずいぶん悩みもしました。

しかし、仮に完全に糖質を摂らなかったとしても、体は、その不足した糖を体内で合成し、勝手に補う事ができるようなのです。体は体脂肪を原料に、肝臓でブドウ糖を作る手段を兼ね備えている!と言うのです。

つまり・・・
糖質を摂らなくても、体内では勝手に糖が作られる??なぜに?そのような事が??とも思いますが、結局のところ、それは生命維持には、やはり糖質が必要だからと言う事かな?と思います。

とは言え・・・
糖質も摂り過ぎは、絶対禁物なので、必要最小限にし、限りなく減らしています。食事も、できるだけ血糖が一気に上がらないように、食前にコップ半分くらいの、無調整豆乳を飲んでいます。調整豆乳や添加物が多いので、私は必ず無調整豆乳を冷蔵庫に常備しています^^

食前に、野菜類やスープ系をまず飲んで、血糖上昇を防ぐのと同じ原理ですね^^

豆乳は他にも、豆乳鍋や、おぼろ豆腐や、湯葉を作り刺身にしたり、ショウガを効かせた湯葉丼にしたりしてますが、どれも家族に大好評です。豆製品は、ヘルシーでタンパク質が豊富(畑の肉)なのが嬉しいです○^^○

栄養バランスは、とても大切!
私たちの体は、それはそれは数え切れないほどの、多くの細胞からできています。その数、ざっと50兆を遙かに超える?のだとか?そして、これらの細胞達が元気でいるためには、毎日何を食べ、どんな栄養素が摂る事ができたのか?と言うの点も大切で、細胞の健康に大きく影響する部分でもあるのです。

体内にいる細胞は、食べ物から入って来る栄養素を上手く利用し、常に絶妙なバランスを保てるように働いています。

ところが、食生活が偏り栄養バランスが崩れると、体内の細胞も栄養失調になったり、傷つく細胞も出てきて本来の仕事ができなくなります。何となく人間社会と似ている?気がします。細胞の不調は、そのまま人の体の不調と直結してきます。

食生活を改め、これらの細胞達と上手に、お付き合いができれば、さまざまな病気を初め、癌と言う病気とも上手く向き合える気がします。


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この記事を書いている人

学生の頃は栄養学を学んでいましたが、平成9年10月に調理師免許を取得しました。家族の健康の為に、そして料理の幅を広げるため、後に国際薬膳師となりました。栄養学とは、また違う切り口の薬膳は、自分にとっても、とても新鮮で奥が深く学べば学ぶほど、新たな発見がありました。今は、こうして家族の健康に寄り添い、薬膳を初めて体の不調もグッと改善された事を実感しているので、現在は見事に薬膳の世界に魅了されています○^^○薬膳は、本当に知れば知るほど面白いです♡

薬膳club 管理人 miho sugiura



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